私の好きな芸術家のみなさまを紹介します。基準が独断と偏見なのはご了承ください。
西洋
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年4月15日 – 1519年5月2日)
ルネサンス盛期の3大巨匠にして最も有名な芸術家でしょう。「モナ・リザ」と「最後の晩餐」は日本でも知らない人がいないのでは?
ミケランジェロ(1475年3月6日 – 1564年2月18日)
ルネサンス盛期の3大巨匠の1人。存命中から「神から愛された男」と呼ばれた、とんでもない芸術家。他の2人と違い彫刻にも傑作を残していますが、絵画・建築も名作多数。
ラファエロ・サンティ(1483年4月6日 – 1520年4月6日)
ルネサンス3大巨匠。ローマ教皇の下でヴァチカン宮殿に多くの作品を残し、教皇の肖像画も依頼されています。存命中から非常に高い評価を受け、名誉と栄光を手にしていた芸術家だと言えるでしょう!
カラヴァッジョ(1571年9月28日 – 1610年7月18日)
バロック期のイタリア人画家。日本だと超有名というわけじゃありませんが、本国イタリアでは紙幣に顔が印刷されるほどの国民的画家。圧倒的な写実力、闇と光によるドラマ性。
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598年12月7日 – 1680年11月28日)
バロックの時期を代表するイタリアの彫刻家。石で作ったとは信じられないほどのやわらかく躍動感のある造形に圧倒されますね。
カナレット(1697年10月7日 – 1768年4月19日)
ヴェネツィア共和国の景観画家・版画家。風景の中でも都市景観画を得意としました。空気がある感、がすごい。
ポール・ドラルーシュ(1797年7月17日 ~1856年11月4日)
フランスのアカデミズム期の画家。歴史画の名手として知られています。
ソフィー・アンダーソン(1823年- 1903年3月10日)
主にイギリスで活躍した女性画家。田園風景を背景にした子供と女性の絵を専門的に描きました。髪の毛・肌の表現がとても柔らかい気がします。
ウィリアム・アドルフ・ブグロー(1825年11月30日 – 1905年8月19日)
19世紀フランスのアカデミズム絵画を代表する画家。天使や少女を描た絵で有名でしょう。素晴らしい画力! 筋肉の盛り上がり、服の質感、体のバランスなどが超すごい! でも、ちょっとロリコンの香りが……(笑)
ヘンリー・ピザー(1828-1865)
イギリスの夜景画家。月の光と水面にこだわった画風。
アルベール・アンカー(1831年4月1日 – 1910年7月16日)
スイスの国民的画家。農村の人々をリアルに描きました。また静物画も超上手い。
ジョン・アトキンソン・グリムシャウ(1836年9月6日 – 1893年10月13日)
ぼんやり雲と霞がかかった空気感がいいですねぇ。あと、並木が基本枯れてる。そして人の顔は見えない。
エミール・ムニエル(1840年6月2日〜1895年6月29日)
↑のブグローの弟子で、少女と動物の絵画を得意としました。
ルイス・リカルド・ファレロ(1851 – 1896)
エロ注意。女性のヌードが得意。ファンタジーな光景の中の、理想的な肉体の美女たち。想像力の結晶というか、妄想力の具体化というか。男のロマンですね!
アルフォンス・ミュシャ(1860年7月24日 – 1939年7月14日)
チェコ出身のイラストレーター、画家。植物と曲線による装飾が特徴的。平面的でありながらも美しく華麗な女性のポスターとは最高ですね
チャールズ・コートニー・カラン(1861-1942)
自然の中の女性を描いた絵で知られています。花、空、貴婦人。アメリカの画家であり、確かにアメリカの絵ですねぇ。
この↓の2人も、ぜひとも作品集を紹介したいところだけど著作権が切れてないので。
ルネ・フランソワ・ギスラン・マグリット (1898年11月21日 -1967年8月15日)
不思議で謎めいた絵が面白くてステキ。すばらしき想像力。
サルバドール・ダリ(1904年5月11日 – 1989年1月23日)
こちらもシュールで幻想的な作品で有名。天才のセンスですねぇ。
日本
伊藤若冲(1716年3月1日- 1800年10月27日)
過剰なまでの描写力・すさまじい色彩感覚。鶏大好きな人。
葛飾北斎(1760年10月31日ー1849年5月10日)
当時の西洋美術に影響を与え、現代のイラスト・漫画などの源流の1つとも言える偉大な浮世絵師。
並河 靖之と、濤川 惣助
違った方向性による七宝焼きの美。絵画じゃなくて工芸の分野だけど、まぁ、その繊細な絵柄を描くのは画家とも言えるでしょう。
土屋光逸(1870年9月23日 – 1949年11月13日)
風景画を得意としました。空・水の青、そして植物の緑はすごく良いですねぇ。また空間に奥行きがあって引き込まれる。
吉田博(1876年9月19日 – 1950年4月5日)
洋画家であり版画家。明治・大正・昭和にかけて風景画家の第一人者として活躍。版画の限界を超えた色彩がすごすぎる!
川瀬 巴水(1883年5月18日 – 1957年11月7日)
こちらも近代風景版画を切り開いた偉人。私はこの人の青が好き。特に水の色、鮮やかな良い青ですよ!
歴史の中には、素晴らしい画家とステキな絵がいっぱい!
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