更新情報ばっかりツイートしてませんか? それだとアクセスは増えない!
というわけで、今回は「web小説家のためのSNS宣伝法」を書いていきます。使い方を間違ってる惜しい人がけっこう多いもの。改善すれば読者を増やせる可能性は大いにあります。
なお、私はweb小説家ではありません。しかし「SNSから読者を集めているブロガー」であり「何百ものweb小説を読み多くのweb小説家のSNSアカントを見てきた読者」です。
きっとweb小説家のみなさんの参考になるはず。ブロガーでも同じ失敗している人が多いんですよね。
SNSでは、作品よりも自分をアピールしよう
「〇〇〇って小説書いてます! #拡散希望」「〇〇〇って小説書いてます! #拡散希望」「〇〇〇って小説書いてます! #拡散希望」
「××× 第10話更新しました!」「××× 第11話更新しました!」「××× 第12話更新しました!」
……みなさんのSNS、こんな内容になってませんか? これはダメなパターンですよ。
自分の作品の宣伝ばっかりしてる、これはアウト。ブログ界隈でもこの失敗をやってる人が多い。他人の視点で考えてみてください、こんなアカウントってフォローしたくなります?
あと私自身が実験して確信しましたけど「#拡散希望」のタグに対して宣伝効果はありません。
SNSでやるべきなのは「自分はこんな人間です」というアピール! 紹介するべきなのは作品ではなく自分自身です。
①自分という人に興味をもってもらいフォローしてもらう
②「あ、この人の書いてる作品なら面白そう。私の趣味と合いそう」と思わせる。
これがSNSで目指すべき宣伝。作品の知名度より、作者である自分への好意と信頼を集めましょう。
自分の作品以外の情報を多く発信しよう
なので、自分の作品以外の情報もどんどん発信すべき。好きな小説・漫画・ゲーム、仕事の内容、食べた物などなど……
自分の作品について書くのは少しで良いんです。せいぜい20%とか10%でいいんじゃないかと。
むしろ同ジャンルの他作品について多く発信すると良い感じです。
剣と魔法のファンタジーを書いている人なら
「やっぱりロードス島戦記はすごい!」「ベルセルクって迫力あるよな~」「ゼルダの伝説の世界観好きだわ」みたいな感じ。
ロボットものを作っているなら
「ガンダムの影響力ってすごいよな」「装甲騎兵ボトムズが好き」「パシフィックリムのロボデザインは良い」とか。
自分と趣味が合いそうな人を引き付けてフォロワーを増やすべし。そして、「お! この人分かってるじゃん。この人が書いている小説なら面白そうだ!」と思ってもらうのです。
ファンタジー好きが書いているファンタジー小説
ロボ好きが書いているロボ小説
そんな風に思ってもらえると良い感じ。
私の読者としての経験から言っても、SNSの発言を見て趣味が合うと思った人の作品はやっぱり楽しめますよ。
無駄にフォローしすぎない
フォロワーを増やす方法として「自分からフォローしまくって相手のフォロー返しを期待する」といのがあります。
しかし、これだとフォロー数>フォロワー数になってしまう。これは良くないですね。
あなたは何のためにフォロワー数を増やしたいのか? それは「作品を読んでくれる読者を増やしたいから」ですよね。
だったら無駄にSNSのフォローだけを増やしても意味ないんですよ。ちゃんと読者になってくれる人を集めないと。なんとなくでフォロー返してくれただけの人は作品に興味を持ってくれたわけじゃありません。
フォロー800 フォロワー400、よりも
フォロー200 フォロワー300、の方が読者としては多い。こういうパターンは普通にあり得ます。
フォロワーを増やすための方法は主に2つ。
・上に書いたようにSNSで趣味の合う仲間を集める
・面白い作品を書く
ぶっちゃけ、フォロー数がフォロワー数より大幅に多い人は小説自体も微妙なことが多かったです。面白い作品を書けばSNSフォロワーも増えます。手段ではなく結果だと思っておくべき。
マイページには、ちゃんとSNSアカウントを張っておく
たまにですが、SNSをやっているのにweb小説サイトのマイページにはリンクを置いてない人がいます。めちゃもったいない。
マイページまで来てくれるのは作品と作者に興味がある証拠。SNSへのリンクを張っておけば見に来てくれる可能性大、内容が良ければフォロワーにもなってくれるでしょう。
マイページには忘れずSNSのリンクを張っておきましょう。
また、逆パターンとしてSNSアカウントの紹介文に作品へのリンクを張ってない人もいます。これまた惜しい。SNSであなたに好感と信頼を持ってくれた人はきっと作品にも興味を持ってくれます。分かりやすいところに作品リンクを置くべし。
あらすじには作品の内容だけを書く
SNSでの宣伝、からは少しズレますが重要なことなので。SNSから来た読者がまず目にするもの、それがあらすじです。そしてここでも失敗している人が結構います。
「〇〇を目指して書きました!」「この作品のテーマは××です!」「△△のように書いていければいいなと思ってます」
こういうのはダメなパターン。読む気が減ります。あらすじで作者である自分の意見を書きすぎてませんか? ブログでも多いんですよ、本筋と関係ない自分語りを入れまくるパターン。読者が見たいのはそこじゃない!
あらすじは小説の内容を書く場所。文字通り「物語のあらすじ」だけを書きましょう。あとは更新予定ぐらい?
作者の自己主張は控えめに。むしろ自分という人間の存在をアピールするべきはSNS上です。
なんか逆になってる人が多いんですよね。SNSでは更新情報しか書いてないのに、あらすじを見ると作者として自己主張しまくってるパターン。
人としての自己主張はSNS上、小説サイト内のあらすじには作品のことだけを書く。これを意識するべき。
まとめ
・SNSでアピールすべきなのは作品ではなく自分自身。
・自分の作品以外の情報もどんどん発信すべき。趣味が合う人を集めよう。
・フォロワー数だけ多くても意味がない。
・人としての自己主張はSNS上、小説サイト内のあらすじには作品のことだけを書く。逆になってる人が多いので注意。
いかがだったでしょうか。ほんと惜しい人も多いもので。少しでも参考になりましたら幸いです。
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