なぜ「小説家になろう」が人気? それは作者ではなく読者を優先しているから!

カクヨム・ノベルバ……色々とweb投稿サイトがあるけど、なろうが最大手のまま。その理由とは?

というわけで、今回は「小説家になろうが1番人気の理由」について書いてみます。

結論から言うと「読者にとって1番便利だから」。他のサイトは作者向けすぎるんですよね。作者ではなく読者の使いやすさを優先した、これが人気の理由でしょう。

作者のメリットは、読者には関係ない

web小説投稿サイトの宣伝って色々なことが書いてあります。

「出版社が運営してます!」「書籍化のチャンスが多い!」「大賞100万円!」「投げ銭機能で作品から収入が生まれます!」

……でも、これって作者だけのメリットですよね? 作品が書籍化されやすいかどうか・投げ銭機能があるかどうか、そういうのは読者にとってはどうでもいい。読者はおもしろい作品が見たいだけなんですから。

新しいweb小説サイトはけっこう出てきていますが、作者のメリットしか書いてないところが多い。だから、小説家になろうから読者を奪い取れない。

読者のメリットもアピールしないとダメなんですよ。「小説家になろうより、このサイトの方が読みやすいですよ!」と言わないと。

読者にとってのメリット、それは読みやすさと好みの作品の探しやすさ。

・シンプルで見やすい画面

・自分に合わせて読みやすくカスタマイズできるかどうか

・ランキング、検索機能が分かりやすくて充実しているか?

こういう部分もしっかり作り込んでいかないと。新しくできたサイトでも、ここら辺は微妙なことが多くて……ランキングが見にくい場所にあったりとか。

なろうは読者にとってかなり使いやすいサイトですからね。あんまりゴチャゴチャしてないし、読むときもカスタマイズとか縦読みに変更とかできるし、ランキング&検索は細かい。

読者の方が圧倒的に数が多い

作者より読者の方が圧倒的に数が多い、これはみなさん知っていることでしょう。だから、webサイトとして大人数を集客したいなら読者受けを考えるのが重要。

もちろん作品が無いと読者も来ませんから、まずは作者に「ここに投稿してください!」って宣伝するのがスタートではある。でも、そこで終わっちゃダメで読者にとってのメリットも宣伝しないと人は増えないんですよ。

また、私の実体験から言って読者の中にも2種類があります。

・感想&評価を積極的に行う「ファン型」。作者との距離感が近く、投げ銭機能などで支援したいと思っている。

・感想&評価を基本的にしない「純粋読者」。単に作品が読みたいだけ。作者の収益化などに興味はない。

これらの比率について詳しいデータは持ってませんが……作者:ファン型:純粋読者=1:10:40ぐらいが私のイメージ。PVと比べて感想と評価ってめちゃ少ないですからね。

本当に黙って読んでるだけの人が1番多くて、ここを見逃してはいけない。

小説投稿サイトへの不満は、主に作者とファン型読者から発信されます。なぜなら、彼らは自分の意見を書くことに抵抗が無いので。普段から色々と書いてますからね。

しかし、純粋読者の意見は見えにくい。彼らは自分の意見を書いて発信するという行動をしないタイプの人々なので。でも、人数としては1番多いんですよ。

ネット上では作者の意見が目立つけど、そこだけを見てちゃ利用者は増やせない。

「小説家になろう」という名前だけど、評価されてるのは「小説を読もう」なんです。

また「ボタンを押して、この作品を応援しよう!」とか「ポイント好きな作品に入れてランキング上位に押し上げよう!」みたいなのはファン型読者にとっては楽しくても、純粋読者は興味ないと思われます。ここら辺も難しいですね。

作者と読者を対等にするのが理想

まぁ、今のなろうは読者を優先しすぎて作者からの不満が高まっているように思います。作者に逃げられるとけっきょく読者も減りますからね、作者の意見も大事。

作者と読者を対等にするのが理想でしょう。

今のなろうだと、作者:読者のパワーバランスが3:7ぐらいの印象。読者が有利。投げ銭機能とおもしろいのに不遇の低評価作品を拾い上げる機能を追加して、もうちょっと作者の立場を良くしたいところ。

新規の投稿サイトだと逆に、作者:読者=8:2ぐらいのサイトもある気がします。作者にとってのメリットしかない。

まとめ

・作者にとってのメリットしか宣伝してないweb小説投稿サイトが多い

・数としては圧倒的に読者の方が多い。なろうは読者にとって使いやすいから、利用者数が多い

・作者:読者のパワーバランスを5:5の対等にするのが理想

いかがだったでしょうか。新らしい小説投稿サイトを作るなら、作者にとってのメリットを増やしつつ、なろうよりもさらに読みやすいシステムを希望したいところです。

 

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