私の好きな悪役キャラを語る! 超かっこいい!

カリスマ性! 強さ! 狂気! 名言!

正義の味方じゃ出せない魅力ってありますよね。というわけで、私の好きな悪役のみなさんを語ります。基本的にゲーム・ラノベ・漫画などの出身で、映画は少なめです。そこはご了承ください。

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ゾルフ・J・キンブリー (鋼の錬金術師)

白スーツ。もうこの時点で、ただものじゃない(笑) ホムンクルスたちの正体を知りながらも、自分の力を使わせてくれるので協力している。仕事に美学と誇りを持つ。基本敬語。こういうキャラ好き。

怨嗟の声を「子守り唄に等しい!」と言ってしまう歪みつつも強靭な精神を持ち、最期の消滅シーンがかっこいい……

キング・ブラッドレイ (鋼の錬金術師)

めっちゃくちゃに強いダンディおじさま。中高年の悪役もいいですよね~、積み重ねた人生が悪の魅力に深みを増す。アクションシーンが迫力満点! 人間的な視点を持ちながらもホムンクルスであることに誇りを持っている。

この人も満足しながら逝って、やはり満足して逝く悪役は良い……

サカキ (ポケットモンスター)

ポケモンの悪役と言えば、この人でしょう! 正統派なマフィア組織のボス。まぁ、原作のゲームだとキャラ設定が薄いんで漫画「ポケットモンスターSPECIAL」などの印象が強いですけど。でも、赤緑の時代からロケット団のボスにしてジムリーダーだったり、良い設定してますよ。

というかポケモンのボスって、この人以外は電波系が多すぎるような……ファッションも思想も変わり種が多すぎる。

ファイレクシア (MTG)

機械と油で構成された悪の帝国。キャラというより組織ですけど……まぁセーフでしょう。

改造&汚染によって、敵の人員と土地を吸収して強くなっていくヤベーやつら。分かりやすく邪悪な見た目と、印象の残る言葉(フレーバーテキスト)によってファン多し。

死は労働をやめる理由にはならん。 (ファイレクシア流再利用)

「祝福されし完成をとくと見よ。」――囁く者、シェオルドレッド (ファイレクシアの抹消者)

「お前はファイレクシアに仕える。 お前の部品はファイレクシアの別などこかに仕えた方が良かろう。」
――― 悪魔の長、アザックス=アザグ. (四肢切断)

ハンニバル・レクター (映画「羊たちの沈黙」)

人食いハンニバル。著名な精神科医であり猟奇殺人犯。鋭すぎる洞察力を始め超優秀。拘束具による異様な外見でインパクト代。知的でユーモアたっぷりだけど危険すぎる会話、名演ですね。

「昔、国勢調査員が来た時、そいつの肝臓をソラマメと一緒に食ってやった。ワインのつまみだ」

ジョーカー (バットマンシリーズ)

アメコミのヴィランならジョーカーが好きでしょうか。こういうピエロっぽい人も好きです。ユーモアと笑いの中に憎しみ・狂気が見える。

夜神月 (DEATH NOTE)

主人公にしてラスボス。作品自体のストーリー展開が珍しい。その構成から、めちゃくちゃ存在感があり出番も多い。

すさまじい知能犯であり、謀略型の悪役としてはトップクラスの活躍では。裏から世界を支配する、これも悪の夢ですねぇ。誠実な表の顔に反して本心は冷酷。上手く言ってる時は悪の余裕が感じられるが、上手くいかないと普通に焦る人間味がある。

大蛇丸 (NARUTO)

序盤から中盤にかけての大ボス。ものすごく強いが、蛇を出しまくったりウネウネしたり脱皮したりで戦闘スタイルは割と気持ち悪い。癖になるキモさ。オネエ言葉なのも合わさって印象に残りまくる。

精神を他人に流し込むことで体を乗っ取り不老不死もどき……どころか、終盤には気を流し込んだだけの呪印からも復活。人間やめっぷりでは柱間・まだらを上回る逸脱さ。完全に肉体を捨て去ってますやん。

終盤には丸くなってしまい、やや拍子抜け。しかし主人公たちに協力したことで罪を許されており本編後も活動中。作中に出てきた悪役の中では屈指の勝ち組。いまいち納得しきれないが、なんだかんだと生き残ってるのが大蛇丸的だとも思わなくもない。

クロコダイル (ワンピース)

まず見た目が良い。顔の傷、ごつい上着、葉巻、かぎ爪! 悪の大ボス感があふれだしてる。ストーリー的にも、それまでの敵とは桁違いの強さで読者を驚かせる。お手本のような演出ですな。

佐藤さん (亜人)

ハンチング帽がトレードマークの糸目のおじさん。見た目だけなら割と普通。しかし亜人としての不死身能力に加えて、驚異的な射撃・格闘能力を持つ。痛みに対する意味不明な耐性があり不死身を活かした自爆特攻をやりまくる。他のキャラは真面目に痛がってるのに……

ゲーム感覚で事件を起こし人を殺しまくるヤバい人。非常に楽しそうでいい。亜人も意識的には死んでしまうこともあるが、それも全く恐れていない。死んでも面白ければOKな精神。亜人だからヤバいのではなく、佐藤さんがヤバい。

ガノンドロフ (ゼルダの伝説)

ハイラルの支配を狙う、シリーズ通してのラスボス。褐色の大男で強い。まさに大魔王な風格。ゼルダ姫・勇者リンクは作品ごとに別人なのだが、ガノンドロフは同一人物。

繰り返し登場するのだが、作品によっては疲れている感じだったり自我を失った魔物になっていたりする。なんというか、うっかり化け物になって消えられなくなった存在の哀愁みたいなものを感じる。これも魅力の1つでしょう。

割と同情するというか、自分はこうなりたくないというか。これ系のタイプの悪役もいいですよね。

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私が特に大好きな悪役のみなさんです!

志々雄真実 (るろうに剣心)

みんな大好き志々雄さま。少年漫画における人気悪役として定番中の定番。

全身包帯という個性的な見た目、「弱肉強食」の信念のもとに弱者を犠牲にする残虐さ、作中最強クラスの強さ、部下たちからの熱い信頼、優秀なら敵をも認める度量、堂々たる最期……まさに理想的な悪のカリスマ。最高にかっこいいですわ。

印象に残るセリフも多数。

「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」

「油断?何のことだ?これは『余裕』というもんだ」

この人の場合は「強さ」が大きな魅力。最終戦、主人公たちの方が数で勝ってるのに倒しきれない! 余裕を崩さない!

最期も主人公にやられるのではなく、活動限界が来て火の柱と化して高笑いの中で逝く……作者さまも「勝ち逃げ」と評しています。

やはり悪役は最期こそ見せ場。志々雄さまの退場シーンは、悪役の歴史に残るかっこよさでしょ~。というか地獄に行った後も元気っぽい。なんという自信、なんという強さ。

少佐 (HELLSING)

戦争大好きのヤベー奴。勝ち戦だけじゃなく負け戦も好きなのが真性でありヤバさ倍増。

デブ&チビであり戦闘能力は無い。しかしながら、その濃厚な狂気によって部下たちと読者を惹きつける。

研究そのものはドクがやったにしても、吸血鬼軍団の製造とイギリスに対する大規模攻撃を成功させ、アーカードの虚数化も実現。基本的にすべてを狙い通りに実現させていて謀略型の悪役として超絶有能。

最期も満足気に逝ってポイントが高い。名言も多数。

戦争交響曲が聞こえる あの懐かしい音が 阿鼻と叫喚の混声合唱が

世の中には手段のためには目的を選ばないというような どうしようもない連中も確実に存在するのだ

ああ これは良い 良い戦争だった

ノヴァ教授 (銃夢)

独特の眼鏡がトレードマークのマッドサイエンティスト。研究のために人体実験をしまくり、醜悪な怪物を多数作り出した。あとプリンが大好き。おいちい! キャハハハハ!

大気中にナノマシンを散布しており、殺害されるとコピーが復活する。オリジナルはすでに死亡済み。人類で一番不死身に近い存在。

システムのエラーなどで現在はコピーが複数個体存在している。そして、コピー同士で楽しそうに会話したりする。「自分はナノマシンによって複製されたコピーであり、自分と同じ記憶・思考を持つ存在が他にもいる」という事実を知りながら一切ブレない精神的な強さがやばすぎる。色々な意味で人間やめすぎ。

こういったアイデンティティの問題、「自分はオリジナルなのか? コピーなのか?」といった疑問はSFにおける1つの定番だと思うが、それをあっさりと踏み越えている。

マッドサイエンティストのキャラは数多く存在ものだけど、その中でも最高峰の狂気では

狐さん (戯言シリーズ)

人類最悪。いつも狐のお面を装備。こんな楽しい世界の終わりが見れないのは辛い、だから寿命で死ぬ前に自分で終わらせるという思想の困った超天才。眼鏡大好き。女性にモテる。

戯言シリーズは濃いキャラばっかりだが、その中でも別格の濃さ。この人が出てきた瞬間にスーパー狐さんタイムで狐さんオンステージ。

ジェシー・ジェイムズ (刀遊記)

西部劇の時代、世界最強のガンマン。おちゃめでフリーダムだが戦闘シーンは最高にかっこいい。仲間以外はいくら死んでも気にしない外道な大ボス、かつ読者に笑いを提供する道化。顔だけ黒く影になった独特の描き方をされ異質さが際立っている。

悪役のはずなのに見てて楽しすぎる。出てくるたびに読者が喜ぶ大人気キャラ。

作品はweb漫画なので、すぐに読むことができます。興味をひかれたぜひどうぞ。

刀遊記

 

さて、いかがだったでしょうか。悪役にも色々とありますねぇ。個人的には美学がある人、楽しそうな人が好き。あと、負け様もかっこよいいと大幅プラス。やっぱ悪役は良いですよ!

 

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