スタイリッシュに路線変更! 「カスタムロボBR」について書いてみる! (ネタバレ注意)

子供っぽい雰囲気から、かっこいい系に! しかし大きな欠点も……

というわけで、今回は「カスタムロボ バトルレボリューション」を語りますよ! タイトルが長いので以下ではカスタムロボBR、またはBRと略称。

ボディ(ロボ)、右腕(ガン)、左腕(ボム)、背中(ポッド)、両足(レッグ)の5部位を組み合わせてロボを作り戦わせるカスタムロボシリーズ。その据え置き家庭用ゲーム機における最新作であり、

 

カスタムロボ(1999年12月8日 任天堂64)

カスタムロボV2(2000年11月10日、任天堂64)

カスタムロボBR(2004年3月4日、ゲームキューブ)という流れで発売。

 

そして、据え置き機ではここから新作出てないんですよねぇ。つまり最新作にして最終作ってこと……BRはちょっと評価が低いんで、新作の企画が通らなかったと思われます。ファンとしては悲しい。

このゲームの欠点については後半で書いていきますよ。また、ストーリーのネタバレがあるのでご注意ください。

BRだけの話じゃなくカスタムロボ(以下は初代と略称)およびカスタムロボV2(以下V2)から受け継いだものだけど、やっぱカスタムロボシリーズは面白い。

ロボットたちのにぎやかで派手なバトル。効果音も良くて意外と迫力がある。

操作は基本的に撃つ・避けるだけで簡単。なんだけど、ボディの特性を活かすカスタマイズなど意外と奥が深い。

パーツもそれぞれ個性的。人によって好みが出ますね~。相手に使われるとすごく嫌なパーツもあったり(笑) たまにはいつもと違うカスタマイズで戦ってみるもの楽しい。

ここら辺の特徴は初代の時点からあったもの。初代の完成度とアイディアの良さはすごいですな。BRもシステムは受け継がれて面白さは相変わらず。

かっこいい路線にチェンジ!

基本システムはそのままのBRだけど、初代およびV2と比べた時の大きな差であり賛否両論のポイントと言えばデザイン・雰囲気。

初代とV2はロボットが人形っぽい質感で、全体的におもちゃみたいなデザイン。対してBRは金属的機械的でスタイリッシュ。

これがV2までの一部ファンからは評判悪かったり。私としてはかっこいいの好きなんで大歓迎なんですがねぇ。新しいことへの挑戦と今までのファンの想い、その両立の難しさがよく分かる作品。

デザインの良いロボも多くて、パーツを組み替えて見た目を変更してるだけでも中々楽しい。

ロボット以外の世界観もリアルっぽく。登場キャラもオシャレな外見のキャラが増加。マーシャさんかわいいよマーシャさん。腰までのロングツインテールで今だと初音ミクとか言われちゃいそうだけど、マーシャさんの方が先ですからね!

OP曲もいい!

このゲーム、オープニングで流れる曲もいいんですよね~。

私が信じた未来~♪

女性ボーカルの声が美しい。今でも覚えてる人は多いのでは?

アール第3形態が強すぎる!

BRを語るならアールは避けて通れませんよね! というか避けるべきじゃない!

アールとはBRのストーリモードの中心となる敵ロボで、第1形態~第3形態の3回に分けて戦うことに。生物的というか筋肉丸出しというか、明らかに他のロボと雰囲気が違う。見た目からしてやばい。

そして、ラスボスの第3形態がとんでもない強さ! BRを遊んだことがある人は、みんな記憶に焼き付いているはず……

まず防御力が作中最強。攻撃力も最高クラス。移動能力も地上は遅いけど空中だと最高クラス。そして、オーバーロード(=強いダメージによってロボの動きが停止して、自分のショットが打ち消される現象)しないという独自の性質まである。

つまり、攻・守・移動のすべてが超絶すごい。シリーズ最強のロボとして有名。

ストーリーの最後には主人公と仲間が3人がかりで戦うんだけど、それでも結構負ける。3:1なのに気付いたら全滅してるとか普通。攻撃範囲も広いし……

しかも、最終的には自分でも使えるようになるんですよね。CPUが雑な装備で雑に使っても強いのに、プレイヤーが本気でカスタマイズして本気で操作したら強すぎてやばい。

バランスが崩壊して別ゲーと化す。無双状態でストレス解消にぴったり(笑) ほんと強すぎて印象深い。

それにしても設定を見てると主人公が止めただけで、さらに進化し続けるっぽい。う~ん、第4形態以降とか完全に無理ゲー。間に合って良かったですなぁ。

欠点も色々と……

ここからはこのゲームのダメなところを書いていきます。

前作からパーツ数が減ってる

このゲーム最大の欠点にして致命的な問題点。前作のV2と比べて使えるパーツの数が減ってるんですよね。特にボディとか半分ぐらいしかない……

ボディを中心にカスタムするのがこのシリーズの面白さ。それなのにパーツが減ってるのダメすぎる。

他の部分がどれだけ良いとしても、これだけで台無しになるレベルの問題点。パーツ数さえ減ってなければ低評価にならなかったのでは。バトルが相変わらず面白いだけに残念。

ストーリーが厨二病すぎるというか、ちょっと痛い

ロボや登場キャラクターのデザインも変わってるんだけど、V2までと比べてストーリーの内容も雰囲気が違う。そして、それがちょっと微妙というか……

例えば、↑で紹介したアール。実はロボではなく、本体は幽霊的な謎の生命体。過去に大暴れしていて、なんと人類文明を崩壊させるほどのパワー。偶然にもカスタムロボに乗り移ったことで実体を持つようになり、何とか封印されたいた……という設定。

う~ん……出てくるゲーム間違ってますよね? カスタムロボの世界に合わなくない? こういう微妙な設定がいくつか……

犯罪組織の元ボスは死んだ主人公の父親だったり、ヒロインのマーシャさんも精神病んでることが多いし……かわいいんだけどねマーシャさん。

かっこいい系にチェンジしたのはいいけど、狙いすぎて滑ってるポイントがある(笑)

対戦モードの敵がカスタマイズできない

これ、地味なんだけどジワジワ効いてくるポイント。ストーリーをクリアすると、敵やステージを選んで対戦できるように。しかし、敵はすでに決まったカスタマイズから選べるだけで、自分で作れないんですよ。

せっかくカスタムロボなんだから、敵も自由にカスタムできたら楽しさ倍増なのに。敵が同じだったら自分の装備だけ変えてもそんなに違いが出ない。

敵も調整できたら、もっと長く遊べたでしょうね……最強装備にしたアール第3形態と遊んでみたかった。

ネット対戦ができたらなぁ

カスタムロボBRだけじゃなく、他のゲームキューブやプレステ2のソフト全体に言えることなんだけど、ネット対戦ができないのがすごく残念。当時の技術だと無理なんでしょうがないんだけども……

ネット対戦できれば一気に面白くなりそうなゲームがこの時期には結構あるんですよ。カスタムロボシリーズは対戦型アクションだから特に強く思いますね。CPUと戦うだけじゃなくネットで気軽に対人戦ができればさらに面白くなったはず。

総評 パーツが減ったのが致命的。そして、新作が欲しい

総評としては、前作からパーツが減ったのが致命的すぎる。この1点だけで低評価になっても仕方ないところ。

なんというか開発時間が足りなかったんですかねぇ。他の欠点と合わせて見ても、土台はいいけど土台しかないというか。ゲームとしての質は悪くないのにボリュームが足りてない。

でも、バトルは楽しいし悪いゲームじゃないと思いますよ。私はだいぶ楽しませてもらいました。

そして、ネット対戦ができるようになった今こそ、カスタムロボの新作が欲しい。シリーズの基本システムはすごく面白いし、パーツ数をたっぷり用意してくれれば今でも人気ゲームになれるのでは。BRが失敗したとはいえ、ここで終わらせるにはもったないシリーズだと思うんですが。

 

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