超マニアックなシリーズの原点!「カルネージハート」を紹介します!

パーツを選んでロボットの機体をくみ上げるだけでなく、プログラミングによってソフトウェアをも自在に製作できる! ちょっと時代を先取りしすぎた?

超マニアックな、ロボットゲーム

『カルネージハート』(Carnage Heart)は、1995年12月8日に発売されたプレイステーション用のシュミレーションゲーム。

続編なども出ていますが、この記事では第1作となる初代「カルネージハート」について紹介しますよ。

このゲームは、パーツを組み合わせて自分だけのロボットを作って戦わせていきます。土台となる機体を選び、そこに武器とかエンジンを選んで組み合わせていく。他のゲームで言うとアーマードコアなどが近い感じでしょうか。

ただし! このシリーズ最大の特徴はプログラミングによってソフトウェアをも自在に製作できて、戦いは作ったソフトウェアにまかせるってところ。作り上げるロボットは無人兵器なのです。

基本的に、作ったロボットは操作できません! バトル中は見てるだけ! すごいマニアアックですよね(笑)

自分の考えた通りに動いているかチェックし、ミスがあれば修正。敵の機体や武器なども見つつ機体を再設計。これを繰り返して敵軍を倒していきます。

主人公はパイロットではなく設計者! これこそがこのゲームの魅力であり、めっちゃ地味な原因でしょう。

バトルは3対3のチーム戦だけど、マジで見てるだけですからね~。平均すれば1バトルで1分ぐらいはあるでしょうし、ストーリーを1周クリアするまでに100回はバトルがあるはず。そうなると100分は見てるだけってことに(笑) 色々と人を選ぶマニアックなゲームであるのは間違いありません。

いや~、世の中には色んなゲームがあるものですよ。

ソフトウェア製作の面白さ!

このゲームシリーズの中心であるソフトウェア製作について、もう少し紹介していきますよ。

プログラミングをするといっても、しょせんはゲーム。それほど複雑なものではなく専門知識もいりません。

マス目の形に区切られた場所に1つずつチップを置いて、そのチップの流れによってソフトウェアを作るというもの。

チップは「前進」「ジャンプ」「メイン武器を打つ」などなど。ウィキペディアに有志が作ってくれた図があるので引用しますと、

パブリックドメインhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Free_CHP_program_sample_1.png

こんな風に、基本的にはYES(条件に合っている)・NO(条件に合わない)の判断を繰り返しながらロボットは動いていきます。

最後まで行ったら始めに戻る、ミスがあって意味不明になっていたら内容を無視して始めに戻るって感じ。実際には15×15マスぐらいの大きなものを作っていきますが、内容の決まったチップを順番に並べるだけなので慣れれば簡単。

ただし、簡単なのは「慣れれば」の話! 慣れるまではソフトウェア作りにむっちゃくちゃ苦労します。

例えば「自分に向かって飛んでくるものがあるか?」というチップを置いて判断させないと、敵の攻撃をまったく避けてくれないんですよ。このチップを組み込んでおかないと一瞬で破壊されることに。

他にも「自分の前に障害物があるか?」というチップを組み込まないと、障害物のあるなしを判断してくれません。敵に攻撃しているつもりで、壁に向かってミサイルを打ち続ける悲しいロボットが出来上がったりします(笑)

チップを並べて、考えた通り動くかテスト。ダメなら原因を考えてチップを並べなおし。そして、またテスト。調整、テスト、調整、テスト……そういうゲーム。

慣れるまでは最低限の行動をさせることもできません。私も1度は諦めました(笑) ゲームとしてはかなりハードルが高いのは事実でしょう。

でも、慣れてくると自由自在にロボットを動かすことができます。こうなってくると超楽しい! バトルは3対3のチーム戦ですが、3つともバラバラの機体とソフトウェアでチームを組んで複雑な攻撃を仕掛けることも可能。

機体Aはバトル開始直後にミサイルを連射しながら後ろに下がって、機体Bはビームを打ちながら前に進んで、機体Cは横から回り込んで~、みたいなことができるようになってくる。

このゲーム、ソフトウェアが強くないと勝てないんですよね。ハードウェアだけを調整しても、あまり意味がない。

お金をかけた高級ハードウェアに弱いソフトを乗せるより、安っぽいハードウェアに強いソフトウェアを乗せた方が圧倒的に強くなります。

しかも、大きくて複雑なソフトウェアが強いというわけでもありません。15×15のソフトより5×5のソフトの方が強いってこともあり得ます。いかに効率のよいソフトを作るのかってのがめちゃくちゃ面白い!

時代を先取りしすぎた?

私が遊んでいたのは中学生のころで、続編が出ているのは知りませんでした。今になって調べてみるとシリーズとして何作も出ているようです。

カルネージハート(1995年)
カルネージハートEZ(1997年)
ゼウス カルネージハートセカンド(1998年)
ゼウスII カルネージハート(1999年)
カルネージハートポータブル(2006年)
カルネージハート エクサ(2010年)

ただし、最新作は2010年のエクサで7年前。どうやら次の新作が出る予定もない様子。

もったいないと思っちゃいますねぇ。いやまぁ、マニアックなゲームシステムなんで売れないのも分かりますけど。

ここ数年、子供に対するプログラミング教育の話が出てきています。このゲームって遊びながらプログラミングの基本が理解できてすごくいいと思いますよ……

ちょっと時代を先取りしすぎたんでしょうか? 今こそ、このゲームシステムが注目されるような気がしますよ!

私が遊んでいたカルネージハートは初代プレステのゲームで対戦機能もなかったけど、今のゲーム機で世界中の人と戦えたらすごく面白そうなんですけどね~。

まとめ

・ハードウェアとソフトウェアを組み合わせて自分だけのロボットを作って戦わせるゲーム

・最大の特徴はプログラミングによってソフトウェアをも自在に製作できて、戦いは作ったソフトウェアにまかせるってところ。バトル中は見てるだけ!

・いかに効率のよいソフトを作るのかってのがめちゃくちゃ面白い!

・世の中には色んなゲームがあるもんだね

・このシリーズって遊びながらプログラミングの基本が理解できてすごくいいと思うんだけど……ちょっと時代を先取りしすぎた?

 

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