最初は苦労するけど、慣れると爽快! 味方に指示を出しつつ自分も敵を薙ぎ倒せ!
アクションと戦略の融合!
「突撃!!ファミコンウォーズ」は、2005年10月27日に発売されたニンテンドーゲームキューブ用ゲームソフト。発売は任天堂だけど、開発はイギリスの企業「Kuju Entertainment」とのこと
リアルタイムで1つのユニットを直接操作し、残りの味方ユニットには指示を出しながら敵を攻撃していく戦争アクション。ユニットの種類は大きく分けて歩兵・車両・航空機の3種類。ユニットごとに相性差が激しくジャンケンみたいなイメージ。
ゲームシステムがけっこう特徴的で、動かすユニットは味方のうちから自由に選択して変更できる。歩兵から戦車、戦車からヘリ……状況にあわせて操作キャラをチェンジ!
自分の操作キャラが固定されてないのが普通のアクションゲーとの違いであり、自分も1キャラとして攻撃に参加するのがRTSなどの戦略ゲーとの違い。2つを混ぜた感じですね。
まぁ、私の文章なんかよりプレイ動画を見てもらうのが1番の説明(笑)
(このゲームはNintendo Creators Programによって動画が許諾されています。また、プレイヤーは私ではありません。)
どれだけ上手く操作してユニットの性能をすべて引き出すことができるか、というアクション部分。敵と味方の配置をつねに把握して素早く適切な指示する必要がある戦略部分。これがすごく良いバランスで融合しているんですよ。
アクション:戦略=7:3ぐらい? ぶっちゃけクリアするだけなら味方にあまり指示を出さない単騎突撃でも割とどうにかなるバランス。敵のAIはそこまで賢くないし。
しかし、評価を上げようと思うと戦略要素も重要。自分だけで戦ってると時間かかってクリアタイムの評価が低くなる。
慣れてくると爽快! 攻撃の楽しさ!
このゲーム、割と難しいと言われることも多い印象。確かに、私も最初は苦労しました。苦手な敵に攻撃されると一瞬で死にますからね……あとは初見だとマップが広くて迷う。
1回目のクリアは単騎突撃のごり押し&味方がやられまくりの大惨事になりがち(笑)
でも、慣れてくるとものすごくスムーズかつ爽快に敵を一方的になぎ倒していくことが可能になります。マップと敵の配置を理解し、適切なユニットに攻撃指示を出し、自分も敵弾をかわしつつ突撃、自分の攻撃は全弾命中させて即撃破。
相手の大部隊をボコボコにしていくのは楽しい! 破壊のカタルシス!
パワー(敵の撃破率)、スピード(クリア時間の短さ)、テクニック(味方ユニットの生存率)が3つとも100点のトータル100%になるまで全部のマップをやり込みましたねぇ。自分の上達がはっきり分かるゲームは良いものです。
あえて言うならボリュームが少ない?
このゲームにあえて文句を付けるならゲームボリュームが少ないことでしょうか。全部で24ステージ。物足りないと言えば物足りない。その分それぞれのステージが個性的であんま気にならないですが……贅沢言えば倍ぐらいあれば最高。
私は自走で遠距離から殲滅するのが好きだったんで、自走砲使える場所がもっと多ければ嬉しかったですね。2つのステージでしか使用できないレアユニットだったのが残念……
それと、このゲームシステムは対戦でも面白そうだったのでプレイヤー同士の戦いができないのは惜しい。まぁ、これについてもwiiで発売された続編ではネット対戦が実装されましたけど。
ユニットのデザインが良い!
個人的に、このゲームの大きな魅力としてユニットのデザインがあると思います。デフォルメされてて割とオモチャっぽいんだけど、かっこいい。そして国ごとに方向性が違って個性豊か。これは洋ゲーだからこそのデザインなんでしょうかね?
公式サイトで直接見ていただくのが分かりやすいでしょう。下にスクロールして国の名前をクリックするとキャラとユニットの画像が出てきます。
ウエスタンフロンティア、緑:アメリカ風:正統派
ツンドラ、赤:ソ連?:農業機械的
エキシルバニア、青:ドイツ?:スチームパンク?
ソーラーエンパイア、白:日本:未来的
レギオン、黒?:魔物の軍隊:ファンタジー風
どのユニットもセンス良くて見ててすごく楽しい。個人的にはエキシルバニアのグレートタンクがお気に入り。走行列車みたいで超かっこいい!
あと射撃と着弾の効果音もいいんですよね。かなり気分を盛り上げてくれます。マシンガン兵で打ちまくるの好き。戦車に銃弾が当たってはじかれる音もそれっぽい。そして、戦闘ヘリのミサイル音と爆撃機の音は恐怖の象徴(笑)
いやー、すごく楽しいゲームですよ。
まとめ
・特徴的なゲームシステム。アクションと戦略の融合!
・慣れてくると敵軍を爽快になぎ倒せる!
・ユニットのデザインがすごく良い!
好きなゲーム作品について語ります!