私の好きなweb小説作家のみなさんについて語ります!

作品の背後には、それを書いた人がいる! 作者ごとに作風と個性が見える!

というわけで、私の印象に残っている小説作家の方々を紹介させていただきます。

私は基本的に作品だけを見るタイプで、作者には注目しません。「誰が書いたか?」よりも「何が書いてあるか?」が重要だと思いますし。

しかし、作家の方に目を向けてみると作品だけを見てる時とは違った発見・面白さがあったりもするんですよね。1つ1つの作品をつなぐ流れが分かるというか。名前(敬称略)をクリックで、その人のマイページに移動できます。

web小説作家

七沢またり

代表作、「死神を食べた少女」「火輪を抱いた少女」「勇者、或いは化物と呼ばれた少女」など

私は1作目の「死神を食べた少女」が好きですが、この人の作品は外れがありません。安定した高品質の中編。

作風は割とワンパターンで、強い女主人公のバトルもの。しかし、この人の書く女主人公が私はかなり好み! 戦闘力が高くて意思も強くて、敵には容赦がないけど味方からは慕われ頼りにされるリーダー。

 

留龍隆

代表作、「宿屋主人乃気苦労日記。」「明治蒸気幻想パンク・ノスタルヂア」「悔打ちのジョン・スミス」など

特徴としては物語の舞台となる場所がこってるんですよね。苦労日記の不思議な宿屋「紅梅乃花弁」、パンク・ノスタルヂアの犯罪と暴力の島「四つ葉」、ジョン・スミスの蒸気と吸血鬼の町「ドルナク」……やはり舞台が良いと物語が映えます。

こういう設定を考えるのが得意な方なんでしょう。特に、四つ葉島とドルナクの階級社会(物理)の大がかりな移動装置を伴った階層構造はすごく良い。

また、主人公に暗くて辛い過去があるのも共通点。あとは2つ名・技名にもこだわりがある様子。

 

山彦八里

代表作、「刃金の翼」「メタンダイバー」「霧の塔、白銀の杭」など

戦闘シーンの盛り上がりがすごい。非常に熱くかっこいい。また、全体的に物語の展開がスムーズで、なんというか「上手い」って印象。しっかり構成などを考えた上で書いているというか。

 

金髪ロリ文庫

代表作、「田中のアトリエ ~年齢イコール彼女いない歴の錬金術師~」「テイルズ・オブ・西野」「おなほし」「喰らえ、メテオストライク!」など

エロネタをたっぷり取り入れた作風。ほぼ間違いなく男向け(笑)。しかし、量産品の薄っぺらいハーレムではなく、長年わたって磨かれたエロネタはインパクトとキレがすごい。ペンネームの通り、多くの作品でロリっ子なヒロインが登場しこだわりが感じられる。

ホームページ「金髪ロリ文庫」で2002年頃から作品を発表していて、小説家になろう時代以前からのweb小説の古強者と言えそう。

なおホームページの作品はエログロ描写がR18の作品もあるので注意。しかし、これこそが大手サイトの規制でマイルドになってない金髪ロリ文庫氏の本質とも言える? ファンなら一度は訪ねておくべきでしょう。

 

江本マシメサ

代表作、「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」「エノク第二部隊の遠征ごはん」など。

狩猟採集などを通した料理・食事シーンと、まったりベタ甘い恋愛描写が得意分野。恋愛ものばっかり書いてるのでどちらかと言えば女性向けでしょうけど、男性でも楽しめる雰囲気。

強くて、マイペースで、ちょっと常識知らずで天然なヒロインが1つのパターンであり実に魅力的。小説家になろうにおける恋愛作家の代表格では。

10タイトル以上の書籍化作品があり、これはweb小説界隈でもトップクラスだと思います。かなり「小説家」って感じですよね。

確立した作風、多くの作品を完結させる安定感、そして書籍化の多さ。作品ではなく作家を選ぶなら、個人的にはなろうでNO.1かもしれません。

 

天見ひつじ

代表作、「深煎りの魔女とカフェ・アルトの客人たち」「天翔ける飛竜機」「空飛ぶ魔女の航空会社〈Flying Witch Aviation Company〉」など

軽やかで読みやすい文章、そしてどの作品も空気感がとても良い。あと飛行機が好きな様子。題材にしてくれる人が少ないので貴重な存在。

twitterで創作論などを割と頻繁につぶやかれているのですが、かなり共感・同意できる部分が個人的に多し。やはり創作に関する考え方が近しいと、作品が自分好みの可能性が高いですね。

 

ひよこのケーキ

代表作、「謙虚、堅実をモットーに生きております!」

一切の情報が無く謎に包まれている。マイページには何も書かれておらずtwitterなどのSNSアカウントも不明。感想欄へのコメント返しも無し。

また、謙虚堅実は一時期小説家になろう総合ランキング2位にまで行った大人気作、それなのに書籍化されていない。出版社から声がかからなかったはずがないので作者の方から断ったのでしょう。

私、こういうタイプの作者さまも超好き! 作者としての自分をアピールするのではなく、ただ淡々と作品を発表するのみ。

感想欄にコメント返しを丁寧にしたり、作家同士でSNSで交流したり……そういうのも楽しそうだとは思います。でも、徹底して表に出ない・慣れ合わない・人に見てもらいたいのは作品だけ、こういうのもクールで素敵。

 

富士普楽

代表作、「死者、インゴルヌカにて」「人でなしジュイキンの心臓」など

主にカクヨムで活動されている人。非常に良い世界観を作る作家さん。オリジナリティがあり美しい。世界観を重要視する私のような読者にはたまらない。ある意味では小説より映像作品に向いた作風かも知れません……

 

狂気太郎

代表作、「殺人鬼探偵」など

得意ジャンルはホラー、グロ、アクション。今では貴重な個人のweb小説サイトを運営されていて、個人サイト好きとしては好感度が超高い。

作風としては短中編はグロー・ホラーの密度が高く、長編になるとアクション要素が強くなる。大手サイトではグロすぎる作品は読めないので、そういう意味でも貴重。

サイト全体がブラックジョークと精神的病みに満ちている。ブログコーナーの内容も楽しい。

より詳しくはこちら

個人小説サイト「狂気太郎.net」を紹介します!
今では貴重な存在! 人間の闇と病み、スプラッター&ホラー! 殺人鬼探偵! というわけで、今回は個人小説サイト「狂気太郎.net」を紹介します。 そのまま「狂気太郎」という方が運営されていて、短編集から長編までたくさんの作...

 

さて、いかがだったでしょうか。やはり作家という「」に注目してみるのも楽しいですよ。同じ作家を続けて読んでみると、その人の好み・特徴・癖が分かってきて面白い。

また、自分と趣味の合う作家を見つけたら、その人のおすすめ・お気に入りを探しにいくと自分にとっても好みの作品が見つかる率が高め。

web小説作家にも色々なタイプがいて、1つの大長編を書いている人がいれば中編をいくつも書いている人も。私は中編を複数のタイプの方が好みです。この記事で紹介したのは中編型の人ばっかり。

他にも読者からのコメントに返信するかしないかにも創作に対する方向性が見えますねぇ。

 

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