乙島紅:ファンタジー

①公開できる範囲でプロフィールを教えてください!

・餃子とビールが好きなゲーマーなのでよくおっさんと間違えられる女子
・ただし女子というにはそろそろ年齢が賞味期限切れ
・仕事は広告宣伝関係なのに自作の宣伝がうまくないのが悩み

②最も多く書いているジャンルは?

ジャンル問わず書きたいものを書いてますが、
ifの世界を描くのが好きなのでハイファンタジーか現代ファンタジーが多いかも。

③使っている投稿サイトのマイページ、または個人サイトのURLをどうぞ

乙島紅(@himawa_ri_e) - カクヨム

④「これが自分の代表作」と思う作品と、その面白さについて語ってください!

『御伽術師・花咲か灰慈』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881094570

カクヨムの「少年エース漫画原作小説コンテスト」にて読者選考通過作であり、公式レビューなんかもいただいたりと、自作小説の中ではもっとも評価していただいている作品です。
誰もが知っている「花咲か爺さん」……もしもその能力を受け継いだ少年が現代に生きていたら、という淡い青春物語。
コンテストの特性もあって3万字程度と短くて読みやすいので、私の作品を読んだことない方にはまずこれを勧めるようにしています。

⑤創作について、こだわっていることは何ですか?

理屈っぽい性格なので「理由」にこだわります。
世界のありさまがこうなっている理由は?
主人公がこういう行動をする理由は?
敵が立ちはだかる理由は?
世界観、作品のテーマ、登場人物たち、それぞれが抱える「理由」が作中で一貫したものになるようにしたいと思っています。

⑥想定読者は? 自分の作品をどんな人に読んで欲しいですか?

正直、キャッチーでエロエロな作品を求めている方にはご期待にそえないと思います。
考えさせる系、あるいはサイダーみたいな淡い読後感を求めている方にオススメです。
なのでわりと男女年齢問わずな印象です。

⑦web小説作家として自分の強みは何だと思いますか?

継続力、ですかね……。
実はカクヨムオープン当時から書いてる『Black Cross』という小説がありまして、それを週に二回更新と決めているんですが、もう二年半以上、一度も更新をサボったことがありません。
おかげで間もなく100万字に到達する大長作になってしまいましたが、更新頻度のおかげか毎週新しい読者さんに出会えるので継続してよかったなぁと思ってます。

『Black Cross -ブラック・クロス-』
https://kakuyomu.jp/works/4852201425154886036

⑧ネタ集め、プロット作成などはどんな感じでやっていますか?

ネタは街を歩いている時とか、お風呂に入っている時とか、ふとした拍子に思いつくことが多いのでいつでもメモができるようにスマホのメモ帳に書き溜めています。
しばらく熟成させておくと、「あのネタ小説に昇華できそうだな」という気になるので、そこからプロット作成です。
プロットと言っても、同じくスマホのメモ帳でひたすら世界観やら登場人物設定を箇条書きにしてます。
でも設定厨なのでプロットだけで数万字行っちゃう時もありますね。そういう時は少し虚しい……。

⑨小説を書く中で1番苦労するのはどんな部分で、どんな風に乗り越えていますか?

表現のレパートリーが少ないので、地の文を書く時に時間がかかってしまいます。
本当は他の小説を読んだりしてインプット増やすのが一番なんでしょうが、時間が足りない時は先に会話文をずらーっと書いて、リズムが悪いところだけ地の文を埋めていきます。
村上春樹さんのように地の文を表現豊かに書けるようになりたいものです。はぁ。

⑩影響を受けた作品を紹介してください

・ファンタジーRPG(ドラクエ、FF、テイルズ……etc)
幼い頃からRPGをよく遊んでいたんですが、だいたいラスボス戦前で挫折するんです。
クリアしたらその世界の時間軸が止まってしまうから。
だったら自分で終わらないRPGみたいな世界を書きたい……そんな思いが創作の源泉でした。

・レッドデータガールシリーズ(荻原規子)
荻原規子さんの作品は勾玉シリーズとか好きなものがたくさんあるんですが、現代を舞台にしたレッドデータガールシリーズはほんとはまりました。「こんな世界が本当にあるかもしれない」というifの描き方が巧みな作品だと思います。世界観の描き方のお手本はいつもこの作品です。

・パイレーツオブカリビアン(映画)
好きすぎてBGM聞くだけで涙腺がつらい。

⑪最後に一言どうぞ!

Web小説界隈、最近周りがどんどん書籍化してるので「そろそろ私のところにもオファーが……」なんて思いながら毎日迷惑メールフォルダまで確認して落ち込む日々です。
でも書くこと自体が楽しいので、なんとか筆を折らずにここまでこれました。
それに、書けば書くほど読者さんに出会えるのがまたWeb小説のいいところですしね。

頭の中の話の泉が枯れ果てるまで、書き続けていこうと思います。

イマ猫さん、素敵な企画をありがとうございました!

 

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