忍野佐輔:ファンタジー

①公開できる範囲でプロフィールを教えてください!

20代男性
神奈川県出身

②最も多く書いているジャンルは?

長編なら現代ファンタジーないしSFが多いです。
短編は、ほぼ現代ドラマに類するものを書いてます。

③使っている投稿サイトのマイページ、または個人サイトのURLをどうぞ

【カクヨム】
https://kakuyomu.jp/users/oshino_sasuke

【小説家になろう】
https://mypage.syosetu.com/165044/

他、アルファポリスやツギクルでも投稿しております。

④「これが自分の代表作」と思う作品と、その面白さについて語ってください!

【ヒトになるまで待ちましょう】
『変貌症』という、肉体がバケモノへと変貌していく病が流行した近未来。
その患者たちを隔離した『多神原』を舞台に繰り広げられる、青春と冒険の物語です。

僕が初めて『感動した』『泣けた』と言って貰えた物語であり、
また未だに「あれは面白かった」という言葉を貰うので、代表作に挙げさせて頂きました。

特に人外好きな方にはオススメです。
狼男、百目鬼、女郎蜘蛛、虫や蜥蜴のような何か――その他形容しがたいバケモノの姿をした人間が多数登場します。
またストーリーも次から次に事態が進展し、飽きの来ない作品です。
冒頭部分を読んで面白そうと思った方であれば最後まで楽しめるはずです。
(実際そうした感想を頂きますし、PV数の推移からも間違いないと思われます)

書いたのが数年前な事もあり技術的に未熟な部分があるので近々リメイクしたいと考えています。
その際には、よろしければ読みに来て下さい。

⑤創作について、こだわっていることは何ですか?

自身が『書きたいもの』ではなく、
自身が『読みたいもの』を書く。
を、一つの指針としています。

『書きたいもの』を書くと、読者の事を忘れた独りよがりなものを書きがちなので、
『読みたいもの』を作れば、少なくとも僕と同じ趣味嗜好をもつ人なら楽しめるだろう、
と考えております。

⑥想定読者は? 自分の作品をどんな人に読んで欲しいですか?

基本的には『僕と同じ趣味嗜好をもつ人』に読んで貰うことを想定しています。

ですが、僕は読者の思考を読めるわけではありません。
拙作『ヒトになるまで待ちましょう』の読者には、
僕の理解出来ない理由で「面白かった」と言って頂けたこともありました。
また『メイドin異世界《ファンタジア》』は某所で勝手に英訳され、そこで海外の方が感想を残していたなんて事もありました。
なので、あまり読者は想定せずに『作品の面白さを冒頭で示す』ことに注力しています。

⑦web小説作家として自分の強みは何だと思いますか?

『自身のメンタルコンディションに執筆が影響されないこと』です。

企画立て、プロット作成、執筆の流れを全て工程化しているので、
基本的にプロットさえ出来てしまえば、あとは『執筆時間の確保が出来るかどうか』だけになります。
『気が乗らない』『ネタが出ない』『何故か筆が進まない』等の状況に対する対応方法もリストアップしていますし、それでも駄目なら工程上で出来ることをピックアップして、先にそれを済ませてしまう事で、全体のスケジュールへの影響を最小限にしています。

ちなみに弱みは『本職が忙しくスケジュールが不安定な為に、執筆時間そのものが確保できない』事です……。

⑧ネタ集め、プロット作成などはどんな感じでやっていますか?

ネタ集めは映画や音楽、数学書籍や雑誌、風聞から取り入れています。
基本的には『小説以外』かつ、出来るだけ『小説から離れた場所にあるもの』から
ネタを集める事にしています。
その方が『誰かの小説を真似ただけのもの』になりにくいですし。

また、プロット作成は全て工程化しているので、工程表に従って進めています。
(その一部は、他の人から工程表の改善アイディアを貰うために公開しています)

⑨小説を書く中で1番苦労するのはどんな部分で、どんな風に乗り越えていますか?

スケジュール管理です。
本業(というより生活費を稼ぐ為の仕事)が不安定なので、
執筆スケジュールを立てるのに非常に苦労します。

なので僅かな時間でも、少しだけでも執筆を進める為に執筆の工程表を細分化しました。
『一時間あればコレが出来る』『10分ならコレが出来る』『通勤時間なら、これが出来る』
というものを細かく作っていき、少しずつ進められるように工夫し、何とか執筆しています。

⑩影響を受けた作品を紹介してください

『トロッコ/芥川龍之介』
小学生の頃に読み、フルダイブ式VRゲームの中にいるような臨場感を覚えたのが衝撃でした。
「小説という媒体は作者の技能と読者の想像力が合わされば、他のどんな媒体にも不可能なほどの疑似体験を与えてくれるのだ」と知り、その後の自身の執筆において『読者に感情まで含めた仮想現実を体感させる』ことを目標に執筆するようになりました。

『トリニティ・ブラッド/吉田直』
ファンタジーでありながらSFという世界観に驚き「こんな映画やアニメみたいな小説があるんだ!」と感動を覚えました。自分の中で「小説は、物語は、どこまでも自由だ」という認識を与えてくれた作品です。

『スクライド(アニメ)』
僕自身の価値観に衝撃を与えてくれた作品です。自分の中にあった固定観念や物の見方を、改めて一から考え直すキッカケになりました。
また創作においては「観客はキャラクターに魅せられる」と気づかせてくれた作品でもあり、登場人物たちの造形に力を入れるきっかけにもなりました。

『紅/片山憲太朗』
初めて写経をした作品であり、その後、自身の文章の出来に悩む度に写経を繰り返して参考にしてきた小説。三人称小説における文章の作り方の基礎や、その後の応用の仕方など、様々な点で参考にして影響を受けた作品です。

⑪最後に一言どうぞ!

僕は純粋に「作家」という職業に憧れを抱いたというより、
「小説をたくさん書きたいから、小説で生活費を稼げる作家を目指す」
という俗な人間です。

僕の夢を叶えるには、たくさんの人を楽しませなくてはいけません。
そのためには、たくさんの小説を書かなくてはいけません。
より多く、より面白く。
奇跡のような物語を、物語のような奇跡を、可能な限り多くの人へ。

ああ、小説が書きたい。もっと書きたい。時間がない、体力がない、金が無い。
なんで食事をしなくちゃいけない、寝なくちゃいけない、その為に金を稼がないといけない。
小説を書いて、誰かを楽しませられるのなら他に何も要らないのに。
全然まったくこれっぽっちも、前に進んじゃいない。クソッタレ……。

――悔しいので、皆さんの小説を読んで僕の小説を面白くする糧にさせて頂きます。

 

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